わんだ

ワンダと巨像

PlayStation4 発売日: 2018年2月8日

ここがアツい!

おすすめ度:★★★☆☆

「最後の一撃は、せつない。」

「ICO」「大鷲のトリコ」を手がけた上田文人さんの作品です。
2005年10月27日発売のPS2ソフトのHDリマスターで4kおよびHDRにも対応しています。

PS3のリマスターが2011年、オリジナルはもう10年以上昔のソフトです。

しかし、コンセプトや独自性など色あせないゲームです。

上田さんは前作「ICO」を作られた時に『「単なるビデオゲームではないものを作る」という発想から作っていく』
と話されていました。

今作のワンダと巨像も同じです。

本来ならば物語に厚みを与える為の、街、モンスター、ダンジョン、村人、アイテム等、一切そぎ落としています。

巨像とワンダ、そこにのみに特化する事により、あの独特のプレイスタイルが生まれています。
逆に言えば巨像にすべてが詰まっています。

さらには物語も詳しくは描かれません。
よくわからない現象が起きても説明がありません。
しかし、確実にプレイヤーに訴えかけてくる“なにか”があります。
さらに、その“なにか”の蓄積により生まれてくる感動がそこにはあります。
要素だけを置いてどう受け取るかはプレイヤー自身です。

故にプレイヤーに刺さるものがあるのだと思います。

久しぶりにプレイして、オリジナル3体目の巨像の攻略法がわからずに1時間以上も戦っていた記憶が蘇りました。

今プレイしても巨像を倒す試行錯誤がとても楽く、
とどめをさした時の大きな「やった!という達成感」とわずかの「やってしまった…という虚無感」
が後半になるにつれ前後逆となり、まさに「せつない」と感じてしまいました。

すでにクリアした人も、知らない人も、ぜひぜひプレイしてみてください。
自分でコントーラーを握ってプレイしなければ得られない“なにか”があります。

TSUTAYAイオンタウン郡山店 ゲーム担当より